キクイモモドキは食べれる?葉や花言葉、栽培方法について解説

キクイモモドキは、菊芋と違って塊茎ができないので食べることができません。
花や葉に毒性はありませんが、一般的に食べられていません。
この記事ではキクイモモドキの花や葉の特徴、食用についてや、栽培方法について解説します。

キクイモモドキは食べれない

キクイモモドキは、塊茎ができないので食べることができません。
菊芋と花が似ているためキクイモモドキと呼ばれますが、菊芋のように芋(塊茎)はできないため、食べるところがありません。

菊芋にできる塊茎。キクイモモドキにはできない

なお、キクイモモドキはキク科の植物なので、「食用菊のように、甘酢漬けや天ぷらにして花を食べられるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、キクイモモドキの花は一般的に食べるものではありません。

食用菊 - 味や香りが良くなるよう品種改良されている

食用菊は、苦味が少なく、味や香りが良いものを品種改良して作られているため、おいしく食べることができます。
花に毒性があるわけではありませんが、食用菊とは別種の植物なので、キクイモモドキの花は食べるものではありません。

キクイモモドキの花や花言葉

キクイモモドキ(宿根姫ヒマワリ)は、7月〜9月にかけて黄色い花を咲かせます。
高さが0.5~1.5mほどあり、たくさん咲くため、ヒマワリ畑のように見応えのある光景をつくることもできます。
なお、原産は北アメリカで、明治時代中期の鑑賞用に日本に持ち込まれました。

花言葉は「崇拝」、「憧れ」、「細やかな気配り」などがあります。

キクイモモドキの葉

細長い卵形で、先が鋭くとがり、縁にギザギザがあります。
菊芋と違って全て対生(向かい合って生える)なので、菊芋と見分けるポイントになります。
(菊芋は、上部の葉が互生、下部の葉が対生)

葉の表面には短い剛毛があり、ざらつきがあります。

キクイモモドキの栽培方法

キクイモモドキは幅広い環境に適応するため、簡単に栽培できます。
日当たりと水はけのよい場所を好みますが、やせ地でも育ち、こぼれダネでも自然にふえることがあります。
病虫害もほとんどみられません。
増殖は株分け、挿し芽、タネまきで増えます。
植え付けは、3月〜4月に行い、早い芽なら6月には花が咲きます。

おすすめの記事